競艇に八百長はあるのか?
一度でも競艇で勝負したことがある方であれば、そんな疑問を思った方はいることでしょう。
実際に競艇では、過去に八百長は起こっています。
では、なぜ八百長は起きてしまうのか。
実際にあった過去の事例と怪しい選手まで詳しく紹介していきます。
現役選手で怪しい選手
現役で怪しいといわれているのは、4名の選手。
以下になります。
- 國光秀雄
- 平田忠則
- 藤原菜希
- 松下一也
それぞれ詳しく解説していきます。
國光秀雄:不正プロペラ事件
事件が起きたのは、1988年に大村競艇場で開催されたレース。
SG優勝経験があるトップレーサーでしたが、不正に細工したプロペラを持ち込み共謀選手をレースで優位に立たせました。
結局このレースは、國光選手が1着でしたが、後に内部告発により2名が逮捕。
この事件発覚後警察の調査により、以前も行っていたことが発覚しました。
しかし、今ではモーターは競艇場が所有している物を使わないといけないため、モーターの持ち込みはできません。
平田忠則:通信機器の持ち込み
2つ目に紹介するのは、通信機器の持ち込みが発見した事件。
競艇では、スマートフォンといった通信機器を持ち込むことはできません。
しかし、平田選手は通信機器を持ち込み、1年間の出場停止処分を受けました。
後に平田選手は、「奥さんと連絡するため」と主張。
この意見が許されるわけもなく、処分が下されました。
藤原菜希:女子レースの急減速
3つ目の事件は、オールレディース戦の急減速です。
この事件は2020年2月20日の尼崎競艇で起きました。
1号艇に配置されていて先頭に走っていたのにも関わらず、ゴール前で急減速。
その結果、着順こそ変わりませんでしたが、不正行為として1年間の出場停止処分になりました。
後に、藤原選手は八百長ではなく、他のボートレーサーの失格を防ごうとしていたことが判明。
実際に5号艇がエンストしたことで、スタートで出遅れる形になりました。
競艇には、「1着がゴールして30秒以内にゴールできなければ失格」というルールがあります。
藤原選手は5号艇をかばおうとしたのでしょうが、結果的に重い処分が下されました。
松下一也:周回誤認
最後に紹介するのは、周回誤認事件です。
周回誤認とは、周回方向や周回の回数を間違えること。
これを行ってしまったのが、松下一也選手。
事の発端は、2023年3月2日戸田競艇場でのレースで、2号艇から出走し、4着でゴール。
これが周回誤認の疑いで即刻帰郷となり、2023年5月26日から4ヶ月の出場停止処分となりました
競艇において、周回誤認を行うと事故に繋がりかねません。
それをA1級選手と実力がある選手が行ってしまったので、これだけ重い処分が下されました。
実際に起こった過去の八百長
事件が起きたのは、2019年7月2日に開催されたびわこ競艇の7R。
実際のレースがこちら。
西川選手は2号艇からのスタート。
スタート自体は正常でしたが、第一ターンマークで流れました。
本来であれば、2号艇が一番有利でしたが、西川選手はまくりを選択。
差しで狙った方が勝つ可能性は高かったはずなのに、判断ミスなのかはわかりませんがまくりを選びました。
また、このレースでは4号艇が転覆。
転覆艇が出た場合は、救助活動の妨げにならないように転覆艇の外側を回らなければいけません。
その際に、西川選手は大幅に減速したことにより、後続艇が大渋滞しました。
これらが原因で、西川選手の八百長が発覚。
その後、警察の取り調べを受け、暴力団から約300万円のお金を受け取っていることが発覚。
それに加えて、2019年1月〜9月の合計18レースでも八百長を行っていることがわかりました。
西川選手は裁判の結果、懲役3年、追徴金3,725万円の実刑判決が下され、そのまま引退。
累計で受け取った金額は3,425万円までのぼり、競艇史における史上最悪の八百長事件となりました。
直近で起きた八百長疑惑の真相!
直近でも八百長疑惑の事件がありました。
それは、2022年10月17日下関10Rで起きた不可解な投票。
その出走表がこちら。
インコースの2艇がF持ちという点が気になりますが、実力的にもインコースでの決着が予想できます。
スタートで失敗しない限りは可能性は高いでしょう。
少なからず、6号艇は外しても良さそうなレースですが・・・。
結果はこうなりました。
結果は6号艇のまくりで決着。
インコースを外した組み合わせが全て均等に安いということで、奇妙な現象が起こりました。
今回このように購入したのは、確証はないけれど素人だったと踏む可能性が高いです。
その根拠となるのが、3連単。
1号艇だけを外した可能性が高く、その場合の組み合わせは23456の5艇ボックス。
全部で60通りの計算になります。
1号艇が4着以下になれば全部当たりという舟券です。
ただ、これは相当なリスクがある買い方。
なぜなら、60通りの舟券を買う場合、均等に割ってしまうとオッズが60倍以下になるとトータルではマイナス収支になってしまいます。
実際に最もオッズが低いもので、②-③-⑤の組み合わせで21.6倍。
今回は⑥-③-④の決着でしたが、トリガミになる可能性もありました。
八百長が発覚する原因
八百長が発覚する原因は、内部告発がほとんどです。
近くにいる選手が気付きやすく、異変に感じて内部告発されて事件が発覚することが多いです。
上記でも紹介した選手でも、ほとんどが内部告発によってバレています。
競艇は公営ギャンブルなので、八百長があっては絶対にいけません。
八百長が発覚しても、レースは無効とならず、八百長をした選手に対して支払われた舟券代は戻ってきません。
購入者は、舟券代を返還してもらうには、舟券が必要です。
しかし、八百長が発覚するのは、レース終わってからなので、舟券は捨ててしまう方がほとんど。
そのため、八百長すると選手はもちろん、購入者にも大きな影響があることを覚えておきましょう。
八百長をするメリット・デメリット
ここまで実際の八百長事件などを紹介してきました。
八百長がいかに悪く、場合によっては逮捕をされてしまいます。
では、なぜ八百長が起こってしますのか。
八百長をする選手にどういうメリット・デメリットがあるのか紹介していきます。
メリット
- レースで勝たなくても、お金が手に入る
選手はレースの結果に関係なく、お金を手にすることができます。
競艇選手は勝ち続けることができれば、大金を手にすることが可能です。
しかし、全選手ずっと勝ち続けることができるわけではありません。
勝てない時があり、スランプになるなんてことも・・・。
その時に、八百長のような甘い話が持ちかけられて、乗ってしまうケースがほとんどです。
デメリット
- 一定期間の謹慎処分
- 3〜5年の懲役
- ファンからの信頼を失う
八百長がバレてしまうと、上記のことがデメリットになります。
謹慎処分であればまだいいほうで、もっと悪質になってくると詐欺罪などになることも・・・。
それに加えて、ファンからの信頼を失ってしまうのでレースに参加しづらいこともあります。
選手自身が罰則を受けることは当然ですが、これから競艇で勝負するためには大きな痛手となるでしょう。
また、詳しくはモーターボート競争法という法律があるので、以下で確認してみて下さい。
まとめ
今回は、競艇の八百長の事例やメリット・デメリットを紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
競艇は公営ギャンブルである以上、八百長は絶対に許される行為ではないです。
上記で紹介した以外でも、今も八百長が行わているかもしれません。
目先のお金だけではなく、ファンを楽しませる努力をしてほしいところです。
今後、八百長を行う選手が出てこないことを祈りましょう。
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