競艇には、7種類の券種があります。
その中でも、単勝、3連単などは知っている方は多いことでしょう。
しかし、あまり知られていないのが、「拡連複」。
名前は知っているけど、「イマイチどういう券種なのかわからない方」や「そもそもで初めて聞いた」などそれぞれでしょう。
そんな方に向けて、今回はわかりやすく拡連複のことについて紹介。
この記事を読むことで、拡連複の概要、買い方のコツなどを知ることができます。
ぜひ、最後までご覧ください。
拡連複とは!?
拡連複とは、1〜3着までの2艇を順位に関わらず当てる券種です。
選んだ2艇が1・2着でも、1・3着や2・3着でも当たりとなります。
例えば、1着1号艇、2着2号艇の場合は・・・。
1-2、2-1、1-3、3-1、2-3、3-2が的中となります。
的中率は3/15なので、20%。
この的中率は複勝についで2番目に当たりやすい券種です。
拡連複の平均配当と最高配当
拡連複は、競艇の券種の中でも当てやすい買い方です。
では、そこで拡連複の平均配当と最高配当はどれほどなのか。
他の券種との違いも含めて紹介していきます。
平均配当
拡連複の平均配当は約350円前後とされています。
これは、「オッズ(倍率)」に換算すると 2.5倍〜3.5倍ということになります。
つまり、100円で拡連複を1点買って的中すると、戻ってくるのは250円〜350円くらいが相場です。
最も競艇で当てることが難しい3連単の平均配当は約7,000円ということを踏まえると、平均配当は低めであることがわかるでしょう。
ただし、これは全体の平均値であり、実際の配当はレースの人気や組み合わせによって変動します。
特に人気の組み合わせでは配当が低くなる傾向があることを覚えておきましょう。
最高配当
拡連複の過去最高配当は、2002年8月22日にボートレース児島で開催された「ボートピア松江開設2周年記念競走」において記録された249,810円です。
このときは、まったくのノーマーク選手が大波乱を起こしたことで、信じられないような高配当となりました。
これだけの人気になった理由は、「6号艇+5号艇」が超人気薄だったため。
さらに、レース中にアクシデントがあったことで、想定外の結果となりました。
拡連複のメリット・デメリット
拡連複は平均配当や最高配当はわかってもらえたことでしょう。
平均配当を見ても低め、最高配当も2002年とだいぶ昔です。
では、そんな拡連複には、メリット・デメリットはどのようなものがあるのか。
より詳しく深堀りしていきます。
メリット
- 的中率が高い
- 少ない点数で楽しめる
- 初心者でも予想を組み立てやすい
拡連複の最大のメリットは、何といっても的中のしやすさです。
通常の2連複や3連単では、着順や組み合わせをピタリと当てなければなりませんが、拡連複は選んだ2艇が3着以内に入れば当たり。
順番も着順も関係ないため、「1着じゃなくてもいい」→「読みやすい」→「当てやすい」
ということで、初心者にとっては理想的な買い方です。
さらには、舟券の点数が増えれば、その分投資も膨らみますが、拡連複は6艇中の2艇を選ぶだけなので、わずか15通り。
信頼できそうな選手を2〜3艇ピックアップして組み合わせれば、少ない点数でも勝負できます。
デメリット
- 配当が低く、大きな利益は出にくい
- 的中してもトリガミになりやすい
当たりやすいぶん、配当はかなり控えめです。
人気の組み合わせだと、100円あたり120円〜200円前後しか戻ってこないことも多く、「勝っても利益が少ない」のがネックです。
複数点買いをすると、的中しても配当が小さいため、回収額<購入額となる「トリガミ」が起こりやすくなります。
例えば、3点買い=300円使って、的中して配当150円×1点=150円しか戻らないということも・・・。
的中率と回収率のバランスを意識して予想することが大切です。
拡連複を使った買い方のコツ
拡連複を使った買い方のコツは、3つ。
- 展示タイムとモーター成績をチェック
- 「1号艇+穴」を狙えば効率up
- 複数組み合わせでリスク分散!
それぞれ詳しく解説していきます。
展示タイムとモーター成績をチェック
拡連複では、「舟券に絡みやすい選手」を2人選ぶことが重要。
以下を見て、安定している選手を見極めましょう。
モーターの2連対率・スタート展示の安定感・前走成績・コース取り「1着までは厳しいけど、舟券内には入りそう」な選手を狙うのがカギです。
「1号艇+穴」を狙えば効率up
例えば、「1-4」「1-5」など、
1号艇+やや人気薄の選手の組み合わせは、当たりやすくそこそこの配当になることも・・・。
なぜなら、1号艇は競艇において、最も枠的に有利です。
セオリー通りと人気薄な穴を狙うことで、高配当が期待できます。
複数組み合わせでリスク分散!
拡連複は「選んだ2艇がどちらも3着以内に入れば当たり」というシンプルな券種ですが、競艇に絶対はありません。
どれだけ有力な選手でもスタートミスや展開不利で着外になることはあります。
例えば、3点買う場合は、「1-2」「1-3」「2-3」
といった風に、信頼できる3艇から組み合わせるのが安全策です。
そ複数の組み合わせで舟券を持つ」というリスク分散の考え方はとても重要なことを覚えておきましょう。
まとめ
今回は、拡連複のことについて詳しく解説してきました。
いかがだったでしょうか?
拡連複は的中率が高く、初心者にも扱いやすい券種ですが、平均配当は比較的低めです。
しかし、まれに高配当が出ることもあり、戦略的に活用することで収益を上げることが可能です。
そのためには、拡連複をより理解することが重要です。
ぜひ、この記事を参考にして予想に活かしてみてください。
競艇で暮らす毎日
開催 | 会場 | 獲得 |
---|---|---|
5月8日 | 若松6R→大村8R | 1,360,070円 |
5月8日 | 桐生4R→桐生11R | 982,620円 |
5月8日 | 平和島10R→福岡11R | 277,380円 |
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