競艇の展開とパターンを出走表から予想する秘訣！レース厳選で回収率UP

これは2018年11月16日に桐生で開催された、第4回寿司の美喜仁杯5日目6Rの出走表です。
見ていくと、ざっくりですが次のことが分かりますね。

☑A1級の選手は1人だけで1枠にいる
☑B1級の3人に大きな差はないが、3コースの選手だけ当地相性が悪い
☑2コースB1級選手は前日に転覆したものの、6コースから5着入りしている
☑B2級の選手（新人）がアウトコースにいる

もちろんこれだけではなく、複合的に見る要素はありますが…。
これだけでも十分、このレースがどうなるか想像はできますね。

まずアウトコースにいるB2級の新人2人は切ってしまいましょう。
展開次第では浮上もありえますが、冷静に確率の高い方を追うことで勝率が上がります。

これで実質4艇立てのレースになりました。

A1級の選手は1枠に1人だけですし、他のB1級選手に特出したポイントは見当たりません。
そのためA1級選手を頭にながす、という見方ができると思います。

あとは転覆後のレースでも枠以上に浮上できた2コース選手を評価。
当地との相性が悪い3コース選手より、カドのポジションから切り込める4コースが厚いと考えます。

かなりの鉄板レースというのが見えてきませんか？
上記の情報から考えると「1-2.4-2.4」というのが、1つの形だと見えました。

このレースの結果は「1-2-4」。
1番人気で払戻が460円という、ガチガチの展開になりました。

これは2018年11月17日に唐津で開催された、G3第19回酒の聚楽太閤杯5日目7Rの出走表です。
見ていくと、ざっくりですが次のことが分かりますね。

☑A1級の選手は1人だけで3枠にいる
☑3枠のA1級選手はスタートが合っているし連勝中
☑4枠・5枠がA2級
☑4枠のA2級選手はこのレースが1走目・5枠のA2級選手はスタートが合っている
☑1枠・2枠・6枠がB1級、成績はパッとしないが機力はみんな中堅

鉄板レースの場合と同様、個人の能力やレース内容を確認できるとベスト。
ですが出走表から、大雑把ではありますがレースの動きが見えてきますね。

まず人気は3枠のA1級に集まると思います。
スタートも素晴らしいですし、連勝中と勢いに乗っているので、大きなマイナスポイントは見つかりません。

ただここで冷静に考えてほしいのが、3枠から1着になるのはA1級の実力者であっても難しいということ。
それだけ競艇ではコースの優位性が働きます。

とくにこのレースは1枠・2枠ともに近い実力であり、足色的に問題はありません。
この2人が団子状態のように1マークに入ることを考えると、センターやアウトからまくり・差しというのは大変なことです。

あとは4枠のA2級選手だけ、このレースしか走りません。
つまり、このレースに絞った調整ができるということになり、グッと勝率が上がってきます。

最後にスタートが優れた5枠のA2級選手が、外から仕掛けてくると見えますね。
カド4枠の選手と一緒に浮上してきそうな気配があり、注意したほうが良いことが分かります。

このように考えていくと、誰を軸にすべきか難しくなってきませんか？
これこそが荒れるレースのサインであり、展開のパターンに合わせて舟券作戦を組むと◎

今回のレースで考えるべきなのは、内艇は耐えたときと、3枠のし掛けが成功したとき。
そして4枠・5枠を組み合わせるということ。

上記から考えるとしたら、「1.3-1.2.3.4-1.2.3.4.5」と見えますね。

このレースの結果は「1-2-4」。
40番人気で払戻が21,590円という、万舟券が生まれる展開になりました。

高配当を狙いたい人にとっては、願ったり叶ったりといったところでしょうか。

基本的には調子の悪い選手・結果が出ていない選手が集められ、誰が勝つのか分かりにくい組み合わせが多いです。
読みにくさからオッズが割れるので自然と配当が高くなり、センター・アウト組が活躍をすれば、万舟券が普通に出るというレースになりやすいんですよ。

SG・G1ホルダーを1人だけアウトコースに配置していたり、大敗続きだけれどもイン初走でインデータ高い選手を1枠に置いたり…。
駆け引きある展開が見られるので、レースを楽しむという意味でも面白いでしょう。

読みにくいからこそ大波乱が期待できる1R～4Rの前半戦。
高配当をズバッと的中させたい人は、ぜひ注目してみてくださいね。

この中盤頃から人気選手・実力者が、ちらほら顔を出してきます。
また人気選手・実力者の対抗や相手は、機力上位だったりリズムの良い選手だったり、接戦になるよう組まれることが少なくありません。

万舟券になりやすい…というよりも、中配当が多くなるイメージでしょうか。
軸選手が必ずといって言いほどいるので、その選手を中心に相手・対抗を押さえる舟券作戦が刺さりやすいです。

また進入固定・オール女子戦・特選など、企画レースが開催されることが増えるのも中盤戦の特徴。
飽きさせないための工夫がされているんですよ。

10R～12Rの終盤戦は、シリーズが一番盛り上がりを見せるとき。
A1級や賞金ランキング上位のトップランカーなど、艇界を代表するレーサーが登場してきます。
特別選抜戦・準優勝戦・優勝戦もこのタイミングですね。

シリーズを勝ち抜いてきた実力者しか残っていないので、基本的に枠順通りの結果が多くなります。
とくにインともなれば、負けるほうが珍しいくらいですね。

ガチガチの鉄板になりやすいといっても、強者しかいないということは下剋上も普通にありえます。
人気が集まる選手がもし落ちたら、舟券にさえ絡まなかったら…それはすなわち万舟券確定ということ。

万舟券のサインは意外と分かりやすく、『機力差』『当日浮上しているコース』『勝負駆け・前付け』などに注目すると◎
展開に合わせてカバーすれば、高配当を取り逃したなんてことも少なくなりますよ。