【常滑競艇予想（7/10）】SGオーシャンカップ（2019）初日の買い目はコレ！

待ちに待った真夏の祭典。
海の日と言えば艇界は今大会を抜きには語れません。

「第24回-SGオーシャンカップ」が、7月10日（水）に開幕します！

今回は田村隆信選手・魚谷智之選手・菊地孝平選手・石野貴之選手・井口佳典選手・峰竜太選手・毒島誠選手の7人が、歴代優勝者として名を連ねています。

とくに峰選手は馬場貴也選手の独特のウイリーターンを研究し、本人に直接コツを聞く飽くなき探究心の持ち主。
柔軟に、純粋に、シンプルに、自分に足りないものを吸収できる峰選手だからこそ、最強レーサーの呼び声高いのでしょう。

また地元の柳沢一選手は、先月行われた多摩川SGグランドチャンピオンの覇者であり、SGウィナーとしての凱旋に気合の入り方が違うか。

吉川元浩選手は、史上3人目のSG3連覇を目指し、最後まで諦めず凡機を戦えるレベルまでに仕上げましたが、目立った結果は残せず。

それでも賞金王争いトップは譲らず獲得賞金1億円を超えて独走状態となっており、グラチャンでも調整力を遺憾なく発揮したのを見る限りだと、オーシャンカップでもひと暴れしてくれそうですね。

主役は当地15節連続優出中かつ、周年記念含めて4連覇中の地元の大スター・池田浩二選手で間違いありません。

ですがSGウィナーとして凱旋する柳沢選手はもちろん。
平本真之選手も当地11連続優出を果たしていて、安定感がバツグンです。

福岡オールスター・児島67周年と記念で優出とリズムは上がっていますし、死に物狂いで掴み取った地元SGで燃えないはずがないでしょう。

ほかにもSG初出場となる河村了選手は、峰選手と同期ということもあり、さまざまな気持ちが渦巻いているボートレース人生だと思います。
デビュー当時から将来のSGウィナーという期待を背負い、今こそ大きく飛躍するときかもしれませんね。

真夏の太陽よりも激しく燃え上がる常滑水面。
さっそく「第24回-SGオーシャンカップ」の初日を予想します！

常滑競艇「第24回-SGオーシャンカップ」
初日（7/10）の注目レースと買い目

6Rの予想印！　■常滑　7/10（水）13:07～

波乱込みで考えてみたい予選6R。

①今垣選手は絶好枠を活かして逃げ切れるのか。
オレンジモーターを引いた、②魚谷選手・③河村選手・⑤篠崎選手がどう動くのか。

①今垣選手は最近3節のイン戦で、差しに敗れる流れが目立っています。
基本的に車券にはなっているものの、スタートが特別速い訳ではないので、スタート同体以上から甘くなった1マークを狙われている印象です。

今走で見てみると、前評判の良い45号機を引いた②魚谷選手が2コースにいます。
感触はそれほどでもなさそうでしたが落ちることはなく、①今垣選手の機力を上回っていると見て良いでしょう。

②魚谷選手は2コース名手で3連対率が81.8％。
1着率で見てみると20％を超えていて、舟足優位の初日ならばデータ以上の走りを見せてくれるか。

また前検の気配でいえば③河村選手が一歩リード。
出足・回り足に上位の片鱗を感じていて、スリット後に伸びて豪快に仕掛けてくる可能性大！

当地は地元ですし、知り尽くしたアドバンテージも大きいはず。
初日好走することの多い③河村選手ならば、地元ファンの期待に応える走りを、SG初出場のプレッシャーさえも力に変えられると思います！

ただ期待値よりも実際に見てみると、④湯川選手が前検で一番出ています。
近況のリズムもいいので、かなり雰囲気がありますね。

また3人目のオレンジモーター⑤篠崎選手は、5コースがあまり上手くなく…。
相棒の36号機は前節で落水しているという状況も見ると、過度な評価は禁物だと見ました。

ここは強気に狙うタイミングか。
②魚谷選手と③河村選手の一撃ありと見て、予選6Rを狙います！

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7Rの予想印！　■常滑　7/10（水）13:39～

6R同様に波乱込みでみたい予選7R。

舟券にスパイスを加えてくれそうな、③毒島選手に⑤寺田選手。
そこに動いてもおかしくない地元の⑥赤岩選手がいるのですから、水面が静かな方が考えにくいですね。

①興津選手は十分に戦える舟足をもっています。
特出しているわけではないものの、スタートさえしっかり合わせられれば、問題なく逃げ切れるか。

ただ対抗筆頭、もしくは本命と見て良い③毒島選手がいるのは驚異です。
③毒島選手は前検でかなり出していて、ここから夏男の本領発揮かというところ。

スタートは勘通りで舟足も悪くないとなれば…。
得意にしている3コース（3連対率71.4％・1着率20％超え）から、常滑スタンドを沸かせてくれるかもしれませんね！

そして⑤寺田選手も③毒島選手同様にかなり前検で出ていました。
伸び型で数値以上の舟足はあると手応えもあり、スタート上手い④松尾選手からの展開で、巧みに浮上してくるのではと踏んでいます。

⑥赤岩選手は地元ですし勝負良さはピカイチなので、侮ることはぜったいにできません。
調整力もバツグンですし、近況の不調を塗り替えるくらいの走りはあるでしょうか。

①興津選手と③毒島選手に好機ありと見て、予選7Rを狙います！

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10Rの予想印！　■常滑　7/10（水）15:21～

人気の中心は絶好枠の①岡崎選手。

インデータは高水準で安定していますし、平均STもコンマ13と悪くありません。
オレンジモーターの16号機を引いたということで、素質は十分上と見て良いでしょう。

2コース差しの上手い②徳増選手という驚異はいるものの…。

29号機はけっこうな凡機のようで前検で出ていませんし、何の楽しみもないとかなり苦しい様子。
エンジンだしの名手②徳増選手であっても、初日から戦えるレベルにまで引き上げるのは難しそうですね。

対抗筆頭は実力秀でた④桐生選手。
どんなエンジンであろうとも苦にせずある程度は出しますし、カドからならば仕掛けやすいか。

気になるのは出ている⑤湯川選手と、フィーリングバッチリの⑥濱野谷選手。
連下争いをかなり盛り上げてくれると見ています！

①岡崎選手と④桐生選手を中心に、展開に合わせて狙います！

常滑競艇「第24回-SGオーシャンカップ」は初日
新たな伝説とドラマが生まれる予感

常滑を語る上で外せないのは、地元の大スター・池田浩二選手。
未だに地元SGでの優勝はありません。

「地元のSGは最後だと思って走る」という言葉には、いろいろな思いがあることでしょう。

現在41歳と、昔はこれからと言われる時代もありましたが、今はトップ級選手の若輩化が顕著です。

峰竜太選手を筆頭に、毒島誠選手、桐生順平選手、上野真之介選手、木下翔太選手、上條暢嵩選手、羽野直也選手、仲谷颯仁選手、中田竜太選手、篠崎仁志選手、篠崎元志選手、馬場貴也選手、長田頼宗選手…。

上げればきりがないほど、20～30代の実力者が揃っています。

とくにボートレース常滑は施設改修中で、2021年秋頃に新スタンドが完成予定。

そのあいだのSG開催は期待しずらく、池田選手はSGグランドスラムまで、オーシャンカップ・チャレンジカップの2つを残すのみで、今大会はただのSGオーシャンカップ以上に強い意味合いをもつでしょう。

また現在はG1V10・SGV9と今年の常滑周年を制するまでは、SG優勝回数が先行していました。
「“凡人”になってしまった、伝説を残したい」というコメントからは、再びSG優勝回数を先行させたい意志を感じるのは気のせいでしょうか。

伝説が、ドラマが、艇界の歴史に刻まれる一戦は、まばたき禁止の全レース刮目です！

思惑・調整・進入・調子・展開…。
さまざまな要素が複雑に絡み合うレースを的中させるには、生きたデータこそ重要なファクター。

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