競艇選手に「嫌われ者」はいる？噂の人物や不満を持ちやすい選手の特徴を大公開！

競艇選手は現在約1,600人ほどいるとされています。

レースを楽しむことは大事ですが、その選手の技術に魅了される方は多いです。

しかし、中には競艇ファンから「嫌われ者」とされる方がいます。

では、なぜ彼らが批判されるのか？批判されているけど理由がわからない？

そんな方のために、レース成績や戦術、ファンの評判を基に紹介していきます。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

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競艇選手が「嫌われ者」と言われる理由とは？

競艇（ボートレース）ファンの間では、特定の競艇選手が「嫌われ者」として話題に上ることがあります。

主な理由としては、レースでの戦法や結果がファンの期待を裏切ること、選手の態度や言動に対する不満、そして不祥事や発言トラブルなどが挙げられます。​

ファンは自分の舟券（賭け）の予想やお気に入りの展開がありますから、それを大きく崩す行為や、競艇選手としてふさわしくない振る舞いに対して厳しい目を向ける傾向があります​。

近年ではSNSやネット上でファンの声が直接伝わりやすくなっており、些細な言動でも批判の的になりやすい環境です。

次の章から、競艇ファンやギャンブラーから「嫌われ者」と思われてしまう選手の具体的な特徴や背景を詳しく見ていきます。

ファンが不満を持ちやすい選手の特徴

ファンから不満を持たれ「嫌われ者」と言われる競艇選手には、いくつか共通する特徴があります。

それぞれの嫌われ者のパターンは4つ。

例を挙げながら解説します。

インコースへの極端なこだわり（イン屋）	スタート前の待機行動で、外枠からでも強引に内側のコースを奪いに行く「前づけ」を多用する選手は、レースそのものの予想を大きく狂わせるためファンから良い印象を持たれません​

例えばベテランの西島義則選手や深川真二選手は、抽選で外側の枠番を引いても執拗にインコースを狙う生粋の“イン屋”として知られています。

深川選手は4〜6コースからの進入率がほぼ0％で、「コース取り（インの利）で勝率を稼いでいるだけだ」と批判されるほど。

このように極端にインコースに拘る走りは、一部ファンから「レースを壊す行為」と捉えられ嫌われがちです。

危険な戦法や反則スレスレの走り	危険な戦法や反則スレスレの走り – 他艇と競り合う際に強引に押し出したり接触寸前の荒いターンをする行為は、選手間では「ダンプ」と呼ばれている。

ダンプは公式には反則ではありませんが危険な航法であり、悪質な場合減点や制裁の対象にもなります。

過去には原田幸哉選手が地元開催レースで人気の松井繁選手に対して思い切ったダンプを仕掛け、松井選手がトップ争いから脱落してしまったことがありました​。

このレースでは松井選手が勝つと期待していたファンも多く、原田選手には「地元のスターを潰す酷い走りだ」と怒りの声が上がりました。​

また、フライングスタートによる失格（スタート事故）を頻発させる選手も「信用できない」「また舟券を台無しにした」と批判の対象になります。

レース中の危険行為や反則ギリギリの戦法は、ファンから嫌われる典型と言えるでしょう。

ファン対応やインタビューでの態度の悪さ	危レース外での選手の振る舞いも評判に直結する。インタビューや表彰式で横柄な態度を見せたり、ファンのヤジに過剰反応するような選手は反感を買いやすい。

例えば、角谷健吾選手は2009年、多摩川競艇場での優勝者インタビュー中に観客の心ないヤジに激高し、持っていたマイクを机に叩きつけてしまったことがあります​。

この「マイク叩きつけ事件」をきっかけに「ファンへの態度が悪い」として彼には多くのアンチ（批判者）が生まれました​。

また、SNS上で挑発的な発言をしたり言い訳めいた投稿をする選手も敬遠されがちです。​

ファンは選手の人間性にも敏感なため、礼儀正しく謙虚な対応をしないと評価を下げてしまうことになります。

不祥事やルール違反による信頼失墜	競艇選手は公営競技の選手として高いモラルが求められます。不正行為や規律違反が発覚すれば、ファンから厳しい非難を受け「嫌われ者」になってしまうのは避けられません

実例として、A1級トップレーサーだった井口佳典選手は2021年に持続化給付金の不正受給問題が報じられ、世間を騒がせました​。

この件により「お金に汚い」「裏切られた」とファンの信頼を大きく損ね、井口選手を嫌う声が急増。​

また、競艇界では選手同士や予想屋との不適切な関係・賭博などの不祥事も時折報じられますが、こうしたニュースが出ると当事者の選手は一転して「嫌われ者」として扱われる傾向にあります。

清廉さが求められる世界だけに、不祥事の代償は大きいと言えるでしょう。

以上のように、極端な戦法・危険行為・態度の問題・不祥事といった要因が重なると、競艇ファンやギャンブラーから「嫌われる」対象になってしまいます。

データで見る「批判される選手」と「人気選手」の違い

競艇選手への評価には、レース戦績やデータの傾向も無関係ではありません。

不人気と言われる選手と人気選手とでは、成績データやレース内容にどのような違いが見られるのでしょうか。

以下になります。

	特徴	選手
人気選手	定した成績を残す選手はファンから信頼されやすく人気も高い	峰竜太選手
批判される選手	無理な前づけによってスタートで後手を踏む 不人気選手が絡み穴決着になる	西島義則選手　深川真二選手

一つ目の違いは、レース戦法の偏りです。

前述のように不人気な選手の代表例である西島義則選手や深川真二選手は、データ上もインコース進入率が非常に高く、アウトコース（4～6コース）からの進入がほとんど見られません​。

その結果、インコースを奪えたレースでは高い勝率を誇りますが、一方で無理な前づけによってスタートで後手を踏み、大敗するケースも少なくないです。

実際、あるファンからは「西島選手はコースを取りに行ってスタート遅れ、結局まくられて棚ぼたの2着になることが多い」と辛辣な指摘もされています​。

対照的に、安定した成績を残す選手はファンから信頼されやすく人気も高いです。

たとえばSG常連のトップレーサーである峰竜太選手は、インコースからしっかり逃げ切るレースはもちろん、外枠からでも豪快なまくり差しで勝利する場面が多く見られます。

与えられた枠なりで常に全力を尽くすそのスタイルが評価され、ファン投票では6回も第1位に選ばれるなど競艇界で随一の人気が絶大。

データ的にも峰選手は年間勝率が常にトップクラスで、どのコースからでも連に絡む高い連対率を維持しており、安定感抜群です。こうした予想を裏切りにくい安定した強さは本命党のファンから特に支持される傾向にあります。

二つ目の違いは、ファンにもたらす配当面での影響です。

不人気とされる選手が絡むレースは波乱の展開になることが多く、高配当（オッズ的に大穴）になるケースもしばしばあります。

イン屋タイプの選手が強引にコースを動くことで他の有力選手が実力を発揮できず、思わぬ決着になるためです。

そのため、予想が当たりにくい＝ファンの思い通りになりにくいレース展開が増え、結果として「厄介な存在だ」と敬遠される一因となります。

一方、実力人気の選手は順当に上位に絡むことが多く、舟券戦略を立てやすい安定感が抜群。

ファンからすると「安心して応援できる」存在であり、データ上も期待を裏切りにくい点で明確な違いが見られます。

データ上の傾向だけが全てではない点も押さえておく必要です。

競艇選手の評価とレース結果の関連性

競艇ファンやギャンブラーにとって、選手の評価はレース結果と切り離せないものです。

レースの勝敗や展開次第で、選手への称賛が批判に、一夜にして手のひら返しされることも珍しくありません。

特に賭けていた舟券が外れる原因となるような出来事があると、ファンの不満は直接その選手へ向かいます。

実力者であっても大事な場面で期待を裏切れば、一転して嫌われ者のように扱われてしまうのです。

一方で、良い結果は評価を一変させる力も持っています。

前評判が低かった選手が大穴を開けて優勝すれば「見直した」「あの走りは凄かった」と賞賛に転じるファンも・・・。

たとえ普段アンチ気味に見ていた選手でも、自分の舟券に貢献する走りをすれば手のひらを返す――ファン心理とは時に勝手なものです。

このように、ファンの評価はレース結果に敏感に反応するため、選手側も常に全力の走りと真摯な姿勢を見せ続けることが重要です。

ただし長い目で見ると、一貫した姿勢とパフォーマンスが最終的な評価に繋がります。

勝った負けたで日々評価が揺れ動く中でも、常にベストを尽くしファンを大切にする選手は徐々に信頼と人気を築いていくことが可能です。

逆に一度ついた悪評を覆すには時間がかかります。

勝負の世界ゆえに批判もありますが、それも含めて競艇ならではのドラマと言えるでしょう。

まとめ

ここまで、競艇選手が「嫌われ者」と呼ばれる理由について戦術面・データ面・ファン心理から考察してきました。

確かに、極端なイン奪取や危険な走法、態度の問題や不祥事など、ファンが批判したくなる要素はいくつも存在します。

しかし一方で、そうした選手たちも競艇界を盛り上げる存在であり、悪役的な存在がいるからこそレースが面白くなる側面もあります。

ファンに嫌われがちな選手でも、その多くは高い技術と信念を持ってレースに臨んでいます。

深川真二選手などはレースではインに拘るあまりアンチも多いですが、実はプライベートではファンサービス旺盛で後輩思いの人物だと伝えられています​。

このように見える姿だけで判断せず、選手の人間性や背景を知ると見方が変わることもあるでしょう。

よくある質問

競艇選手が嫌われる主な理由は？

戦法や態度、発言など様々な要因があります。

特に多いのは、レース戦術がファンの予想や期待を裏切るケースや、選手の態度の悪さです​。

また、不祥事やルール違反が明るみに出た場合も一気に批判の声が高まります。​

レース成績が悪いと選手は批判されるの？

トップ選手であればあるほど結果次第で批判される傾向があります。

ファンやギャンブラーは期待が大きい分、裏切られたと感じると厳しい反応を示します。

例えば、優勝候補がフライング失格したり、大本命が凡走したりすると「何をしているんだ」「がっかりだ」という声が上がりやすいです。

しかし成績不振でも、選手が真摯に努力する姿勢を見せていれば時間と共にファンの理解を得られる場合もあります。

人気選手と不人気選手の違いは？

安定感と印象の違いが大きいです。

人気選手は成績が安定しており、どのコースからでも実力を発揮して期待に応えてくれるため信頼されています。

さらに謙虚な人柄やファンサービスの良さも相まって高い支持を得ています。

一方、不人気と言われる選手は極端な戦法でレースを混乱させたり、過去のトラブルからマイナスイメージを持たれています。

そういった選手にも熱烈なファンが存在するのも事実で、嫌われている＝実力がないでは決してありません。

あくまでファンの好みや価値観による評価の違いです。

競艇の「買い方」でファンの評価は変わる？

舟券の買い方（予想スタンス）によって応援する選手や評価は変わることがあります。

例えば本命狙いで堅実に当てたいファンにとっては、レースを荒らすタイプの選手は「嫌な存在」かもしれません。一方、高配当狙いの穴党にとっては波乱を起こす選手ほど魅力的に映るものです​。

実際、「イン屋」と呼ばれる選手は多くのファンに嫌われがちですが、逆に古くからのファンや穴狙い派からは「よくやった！」と評価されることもあります​。