【競艇】2021年5月 注目の選手とレース一覧

5月にはSGレース2戦目である、SGボートレースオールスターが開幕します。
ファン投票で出場選手が決まる、名実ともにトップレベルの選手が集まる一大イベントです。

優勝賞金は3,900万円と、グランプリ出場を考えればぜひとも取っておきたいタイトルの1つ。
5月に行われるレースでは、最も注目の集まる大会になるでしょう。

さらにはG1徳山クラウン争奪戦・G1トーキョーベイカップなど、2つの周年記念競走も開催。
G2レースもモーターボート誕生祭 マクール賞が19日から開催されますし、賞金ランキングも大幅に入れ替わりそうですね。

今回は、ビッグレースが盛りだくさんの5月に活躍が期待される男女レーサーをピックアップ。
どんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみですね！

ピックアップレーサー①
4320 峰竜太選手

5月出場レース

2021年度 優勝実績

峰竜太選手の2021年前期成績

昨年度のMVP・SGグランプリ覇者・賞金王。
いま最も強い選手は？と全ての競艇選手にアンケートを取れば、間違いなく峰選手が1位になるでしょう。

ターンのキレやコース取り、モーター整備はトップクラス。
好調時には一流レーサーが揃っていても誰も手を付けられない、スタートの思い切りの良さも特徴です。

3月に開催されたSGクラシックでは、惜しくも予選落ちという結果に。
ですがモーター抽選の運要素もありますし、悲観することは無いでしょう。

今年はすでに、2月の九州地区選手権でG1タイトルを勝利。
賞金王争いのことも考えると、グランプリ以外でも1つはSGレースで優勝が欲しいところですね！

峰竜太選手 5月の展望

一般戦のレースでは、もはや敵なしの峰選手。
特に17日に開催される住之江王冠競走は格下選手が多いですし、勝利しておきたいところ。

SGグランプリで走り慣れた住之江の水面ですし、モーターの調整も抜群です。
ここで調子を上げて、25日からのSGオールスターに望みます。

オールスターではモーター抽選の運も重要ですが、若松は2019年に周年記念を勝利するなど得意な水面。
ファン投票1位と圧倒的な人気で出場を決め、ぜひ全国の競艇ファンの期待に答えたいところ！

ピックアップレーサー②
4482 守屋美穂選手

5月出場レース

2021年度 優勝実績

守屋美穂選手の2021年前期成績

毎年賞金女王争いに名前を連ねる守屋選手。

新人ボートレーサー育成所・やまと競艇学校では、リーグ戦の第1戦で優勝。
最初期から才能を発揮する、女子選手のなかでも1,2を争う実力派選手です。

重賞レースのオープニングセレモニーでは、「見ててください」とコメントを残すのが恒例。
競艇界屈指のルックスに加え、言葉ではなく結果で示してくれる姿勢に地元・児島では絶大なファン人気を誇っています。

今年は3月から徐々にリズムを取り戻し、ここまで現在2勝。
コース不問でどこからでも前に出られる勝負強さに加え、男子選手相手にも引けを取らない高速ターンが楽しみですね！

守屋美穂選手 5月の展望

年明けから優勝こそなかったものの、安定した走りを見せてきた守屋選手。
ですが、3月に入ってからはG3レースを含む2つのレースで優勝し、徐々にリズムを掴んできた様子です。

5/14からの男女W優勝戦では、一般戦ながらも仲谷颯仁選手や西島義則選手といった実力派A1選手が参戦。
さらには女子選手も寺田千恵選手や田口節子選手・大山千広選手といったライバルが揃いますし、不足はなさそうですね。

また、女子レーサーのなかでは屈指の人気を誇ることもあり、今年もSGオールスターに出場が決まっています。
ハイレベルな選手たちに囲まれつつも、昨年度獲得賞金ランキング首位争いを繰り広げた平山智加選手との対決に注目です！

5月開催の注目レース

平和島:G1トーキョー・ベイ・カップ

毎年各レース場の開設を記念して行われる、周年記念競走のひとつ。

SGレースと比べて優勝賞金は1,000万円と低いものの、獲得賞金ランキングへの影響は大。
東京支部のエース選手を中心に、遠征組にもSG優勝者が揃う非常にハイレベルなレースです。

注意したいのは、平和島競艇場のコース幅の狭さ。
インが出遅れた場合、他の競艇場では逃げ切れても、狭すぎて平和島では捉えられてしまうことも多いです。

2020年のデータでは、1コースでの1着率は24会場中23位。
1号艇でも決して安全という訳ではないですし、スタートには特に気を付けて走りたいですね。

注目は、普段からコース幅の狭い戸田競艇場でターンを磨いている桐生順平選手。
平和島のような狭いコースは得意ですし、2016年には優勝も経験しています。

さらに今回は、SGオールスターに参戦する松井繁選手や濱野谷憲吾選手・石野貴之選手らもエントリー。
SGレース前に重賞レースを経験できるため、ここで勢いを付けてオールスターに望みたいところ!

若松:SGボートレースオールスター

毎年投票によって参加者が決まる、ファンに愛されている選手が揃うSGオールスター。
優勝賞金3,900万円と、SGグランプリに次いで高い賞金額を誇ります。

今大会は前年度優勝者の篠崎仁志選手に加え、投票上位51名の選手がレースに参加します。

今回は若松競艇場開催ということで、ナイターレースに。
海に近く海水面ということで潮位の差もあるため、波のうねりには気を付けたいですね。

基本的にはインが安定して強いものの、特に風速が強くなってくるとセンターのまくり・まくり差しも決まりやすくなります。
センターやアウトの選手が2・3着に入ってくることも多いため、2号艇の選手は埋もれないように注意したいですね。

今年のファン投票では、第1位が峰竜太選手・第2位西山貴浩選手・第3位大山千広選手となりました。
安定して女子レーサーの人気は高いですし、ファンにとってはまさに祭典のようなレースですね。

5月開催のレース一覧