「競艇の予想は当たるようになってきた。でも、なかなか利益が増えない……」

「そろそろ万舟券を当てたい!でも、穴狙いってどう買えばいいんだ?」

競艇を続けていると、一度はこんなことを考えますよね。

特に、1号艇を中心に買っている方なら、的中しても配当が安く、思ったほど収支が伸びない経験があるはずです。

かといって、いきなり4号艇や5号艇を1着に固定しても、そう簡単には当たりません。

「穴を狙った途端、まったく当たらなくなったんだけど!」

そんなことになったら、元も子もありませんよね(笑)。

ただ、ここで知っておいてほしいことがあります。

競艇の穴狙いは、単に人気のない艇を買えばいいわけではありません。

大切なのは、人気艇が予想どおりに走れない展開を考え、そのときに上位へ入る艇を舟券に組み込むことです。

また、穴狙いだからといって、必ずしも万舟券を狙う必要はありません。

30倍や50倍程度の中穴を狙う方法もあれば、100倍以上の万舟券を狙う方法もあります。

この記事では、競艇の穴狙いに使える具体的な買い方5選を紹介。

さらに、穴が出やすいレースの見極め方や、穴狙いで失敗しやすい買い方についても解説します。

「本命ばかりでは物足りない。でも、根拠のない大穴狙いもしたくない」

そんな方は、ぜひ参考にしてください。

結論|競艇の穴狙いは「イン残り・ヒモ荒れ・センター攻め」の3パターンで買う

最初に結論からお伝えします。

競艇で穴を狙うなら、「イン残り」「ヒモ荒れ」「センター攻め」の3パターンを覚えておくのがおすすめです。

穴狙いと聞くと、4号艇や5号艇を1着に固定して、万舟券を狙うイメージがありませんか?

もちろん、それも穴狙いのひとつです。

ただ、実際には1号艇が2着に残る展開や、イン逃げが決まっても2・3着が荒れる展開など、穴を狙う方法はいくつもあります。

まずは、具体的な買い目を見てみましょう。

狙い方 買い目の例 狙う展開
イン残りの中穴 2-1-34 ②が差し切り、①が2着に残る
イン逃げのヒモ荒れ 1-34-56 ①が逃げ、④⑤⑥などが上位に絡む
センター攻めの大穴 3-45-全 ③が攻め切り、④⑤のどちらかが2着に入る

※買い目は狙う展開を説明するための例です。実際の配当はレースごとのオッズによって変わります。

例えば、①のイン逃げが堅いレースでも、人気薄の⑤や⑥が3着に入れば、配当が跳ね上がることがあります。

反対に、①が負けると予想して②や③を1着に固定する場合でも、①が2着に残るなら、極端な大穴を狙わずに済みます。

ここで大切なのは、穴狙いだからといって、1号艇を必ず外す必要はないということです。

「穴を狙うなら、人気のない艇を1着にしないと!」

そう考えてしまうと、狙える展開を自分から狭めてしまいます。

また、穴狙いと万舟券狙いも同じ意味ではありません。

例えば、3連単30倍や50倍程度の中穴を狙う方法もあれば、100倍以上の万舟券を狙う方法もあります。

「どうせ穴を狙うなら、一発で万舟券を当てたい!」

その気持ちも分かります。やっぱり高配当には夢がありますからね(笑)。

ただし、配当が高いという理由だけで舟券を買っても、なかなか的中にはつながりません。

まずは人気艇が崩れる展開や、人気薄の艇が上位に入る理由を考え、その予想に合った買い目を選ぶことが重要です。

では、実際にどのような組み合わせで穴を狙えばいいのでしょうか。

次は、中穴から万舟券まで、狙う展開に合わせた具体的な買い方5選を紹介します。

競艇の穴狙いにおすすめの具体的な買い方5選

「穴を狙う考え方は分かった。でも、実際にどんな舟券を買えばいいの?」

ここからは、そんな疑問に答えていきます。

競艇で穴を狙うといっても、いきなり人気薄の5号艇や6号艇を1着に固定する必要はありません。

まずは少ない買い目で中穴を狙い、展開に自信が持てるレースでは大穴を狙う。

このように買い方を使い分ければ、無理に万舟券ばかり追いかけずに済みます。

今回紹介する5つの買い方を、先に一覧で確認してみましょう。

買い方 購入点数 狙う展開
2-1-34 2点 2号艇の差し切り
1-34-56 4点 イン逃げからヒモ荒れ
3-1-245 3点 3号艇のまくり差し
3-45-全 8点 センター攻め
4-56-全 8点 4カドからの一撃

※買い目は展開別の例です。実際の選手やモーターの状態に応じて、購入する組み合わせを調整してください。

①〜③は2〜4点で中穴を狙う買い方、④〜⑤は展開が大きく変わるレースで高配当を狙う買い方です。

もちろん、少点数だから当たりやすいわけでも、8点買えば万舟券が当たるわけでもありません。

大切なのは、買い目を先に決めるのではなく、予想した展開に合う買い方を選ぶこと。

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

①3連単「2-1-34」の2点買いで2号艇の差し切りを狙う

「いきなり大穴を狙うのは、ちょっと怖い……」

そんな方が最初に覚えておきたいのが、2号艇の差し切りを狙う買い方です。

具体的な買い目は、次の2点。

買い目 狙う展開
2-1-3 ②が差し切り、①が2着、③が3着
2-1-4 ②が差し切り、①が2着、④が3着

この買い方のポイントは、1号艇が完全に崩れる展開を狙っているわけではないことです。

②が1マークで差しを決め、①が2着に残る。

つまり、イン逃げは失敗するものの、①の実力までは否定しない予想ですね。

特に注目したいのは、①のターンに不安があり、②の差し足が良さそうなレース。

例えば、①の出足が物足りず、②が展示でスムーズなターンを見せているなら、差し切りを考える余地があります。

一方、①のイン逃げがかなり堅そうなレースで、無理に②を1着へ固定する必要はありません。

②が差せる根拠があり、①も2着には残れそう。

そんなレースで使いたい買い方です。

②3連単「1-34-56」の4点買いでイン逃げからヒモ荒れを狙う

「穴を狙いたいけど、やっぱり1号艇は強いんだよな……」

そう感じる方には、イン逃げを残したまま高配当を狙う方法もあります。

それが、1号艇を1着に固定して、2・3着で人気薄の艇を狙う買い方です。

買い目は、次の4点になります。

買い目 狙う展開
1-3-5 ①が逃げ、③が2着、⑤が3着
1-3-6 ①が逃げ、③が2着、⑥が3着
1-4-5 ①が逃げ、④が2着、⑤が3着
1-4-6 ①が逃げ、④が2着、⑥が3着

「えっ、1号艇が勝つのに穴狙いになるの?」

と思うかもしれませんが、ここが競艇の面白いところ。

①が逃げても、人気を集めている②が着外に沈み、⑤や⑥が舟券に絡めば、配当が上がることがあります。

例えば、①のイン逃げは信頼できるものの、②の足色が悪く、⑤や⑥に気配の良さが見られるレース。

こうした条件なら、人気の「1-2-○」ではなく、あえて外側の艇を組み込む考え方ができます。

ただし、⑤や⑥を入れれば高配当になるとは限りません。

外側の艇に展開が向く理由がないなら、単なる人気薄の寄せ集めになってしまいます。

イン逃げを軸にしながら穴を狙えるため、本命中心の買い方から一歩踏み出したい方にも理解しやすい方法でしょう。

③3連単「3-1-245」の3点買いで3号艇のまくり差しを狙う

「1号艇が逃げるかどうか微妙。でも、2号艇の差し切りもなさそう……」

そんなレースで注目したいのが、3号艇のまくり差しです。

まくり差しとは、外側から攻めながら内側の艇の間を抜け、先頭を狙う戦法のこと。

この展開を想定するなら、次の3点が買い目の例になります。

買い目 狙う展開
3-1-2 ③が抜け出し、①が2着、②が3着
3-1-4 ③が抜け出し、①が2着、④が3着
3-1-5 ③が抜け出し、①が2着、⑤が3着

狙っているのは、③が1マークでうまく抜け出し、①が立て直して2着に残る展開です。

特に、③のスタート力や回り足が良く、①に少し不安があるレースでは検討する価値があります。

ただし、ここで気をつけたいのが、3号艇が強ければ何でも「3-1-○」で買えばいいわけではないということ。

③がまくり切る展開なら、①が大きく後退して2着に残れないケースもあります。

そのため、③の攻め方だけでなく、①がどの位置に残りそうかまで考える必要があります。

「③が勝つ」と「①が2着に残る」は、別々に確認したい予想材料なんですね。

③の攻めが決まりそうで、なおかつ①も大きく崩れない。

そんな展開を読めたときに使いたい買い方です。

④3連単「3-45-全」の8点買いでセンター攻めから高配当を狙う

ここからは、少し攻めた穴狙いです。

「今日は3号艇の気配が抜群。イン逃げより、センターからの一撃がありそう!」

そんなレースなら、3号艇を1着に固定し、4・5号艇を2着に置く買い方が候補になります。

買い目は、次の8点です。

2着 具体的な買い目 点数
4号艇 3-4-1、3-4-2、3-4-5、3-4-6 4点
5号艇 3-5-1、3-5-2、3-5-4、3-5-6 4点

この買い方で狙うのは、③が攻めて先頭に立ち、その動きに④や⑤が続く展開です。

例えば、③のスタートが鋭く、④や⑤も伸び足で見劣りしないレース。

③がまくりを決め、④や⑤が展開を突いて2着に入るなら、人気の①や②を中心にした決着とは異なる配当が期待できます。

さらに、3着は総流しにしているため、①や②が残る展開にも、⑥が浮上する展開にも対応できます。

ただし、④や⑤が2着に入る根拠が薄いなら、3着を広く買っても意味がありません。

「③が勝ちそうだから、あとは適当に流しておこう」では、買い目を広げるだけになってしまいます。

③が攻める根拠と、④・⑤が続く展開の両方を説明できるか。

この2つを確認したうえで使いたい買い方です。

⑤3連単「4-56-全」の8点買いで4カドの一撃から万舟券を狙う

「どうせ穴を狙うなら、やっぱり万舟券を当てたい!」

そんな方が注目したいのが、4号艇のカド攻めです。

4カドとは、一般的に4号艇が4コースからダッシュスタートをする進入形のこと。

助走をつけてスタートできるため、伸び足やスタート力がある選手なら、外側から一気に攻める展開も考えられます。

そこで紹介したいのが、次の8点買いです。

2着 具体的な買い目 点数
5号艇 4-5-1、4-5-2、4-5-3、4-5-6 4点
6号艇 4-6-1、4-6-2、4-6-3、4-6-5 4点

狙うのは、④がカドからまくりを決め、その外側にいる⑤や⑥が続いて上位に入る展開です。

例えば、④の伸び足が良く、内側の艇にスタートの不安があるレース。

さらに⑤や⑥にも展開を突ける足があれば、外側の艇が上位を占める可能性を考えられます。

こうした決着は人気を集めにくい場合があり、万舟券につながることもあります。

ただし、「4カドだから万舟券が狙える」と決めつけるのは危険です。

④が人気を集めているレースなら、4号艇の1着でも配当が伸びない場合があります。

また、④がまくり切ったとしても、⑤や⑥が必ず2着に続くわけではありません。

内側の①や②が残ることもあれば、⑤や⑥が攻め遅れることもあります。

そのため、④のスタート力や伸び足だけでなく、⑤・⑥が展開に乗れるかも確認しましょう。

万舟券を狙うときほど、配当の大きさよりも「その展開が起こる理由」を大切にしてください。

ここまで紹介した5つの買い方は、それぞれ狙う展開が異なります。

イン逃げを残して中穴を狙う方法もあれば、センター勢の攻めから万舟券を狙う方法もあります。

大切なのは、高配当が期待できる組み合わせを闇雲に買うのではなく、レース展開に合った買い方を選ぶことです。

まずは自分が予想しやすい展開から、今回紹介した5つの買い方を使い分けてみてください。

競艇で穴が出やすいレースの見極め方4選

穴狙いの買い方を覚えたら、次に重要なのがレース選びです。

例えば、3連単「3-1-245」で3号艇のまくり差しを狙うとしても、どんなレースでも③が攻め切れるわけではありません。

反対に、1号艇のイン逃げが堅そうなレースでも、2・3着の組み合わせ次第では穴を狙えることがあります。

競艇で穴を狙うなら、人気艇が崩れる理由と、その展開で浮上する艇を見つけることが重要です。

特に注目したいのは、次の4つの条件です。

チェック項目 穴を狙うポイント
1号艇の不安材料 イン逃げが失敗する可能性を探る
3・4号艇の気配 センターから攻める艇を探す
進入の変化 想定と異なるスタート隊形に注目する
風・波・潮 水面状況による展開の変化を考える

もちろん、これらの条件が揃ったからといって、必ず穴が出るわけではありません。

ただ、人気どおりの決着にならない理由を探すうえでは、押さえておきたいポイントです。

それでは、具体的に見ていきましょう。

① 1号艇のイン逃げに不安材料があるレース

穴狙いで最初に確認したいのは、やはり1号艇です。

競艇はインコースが有利なので、1号艇を中心に人気が集まるレースが比較的多い傾向にあります。

しかし、1号艇だからといって、必ずイン逃げが決まるわけではありません。

例えば、次のような不安材料があるレースです。

  • 1号艇の平均スタートタイミングが他艇より遅い
  • 展示で出足やターンの動きが物足りない
  • 1コースの成績が振るわない選手が乗っている
  • 2・3号艇にスタートやモーターの気配が良い選手がいる

こうした条件が重なっているなら、イン逃げ以外の展開を考える余地があります。

例えば、①のスタートが遅れ、②が先に1マークへ入れそうなら、差し切りを狙う「2-1-34」が候補になります。

また、③のまくり差しが決まりそうなら、「3-1-245」という買い方も考えられます。

ただし、ここで注意したいことがあります。

「1号艇が弱そうだから、とりあえず外そう!」

これだけでは、穴予想として不十分です。

①が負けると考えるなら、代わりにどの艇が勝つのか、①は2着に残るのか、それとも着外まで沈むのかまで予想する必要があります。

1号艇の不安材料を見つけたら、その弱点を突ける艇がいるかまで確認する。

これが、イン逃げ失敗から穴を狙うときの基本です。

② 3・4号艇のスタートや伸び足が良いレース

「1号艇がそこまで弱くないなら、穴は狙えないの?」

そんなことはありません。

1号艇に大きな不安がなくても、3・4号艇に強い攻めが期待できるなら、レース展開が変わる可能性があります。

特に注目したいのが、スタート力と伸び足の良さです。

スタートで優位に立ち、1マークまでに内側の艇へプレッシャーをかけられれば、センターからのまくりやまくり差しが決まる展開も考えられます。

チェックしたいポイントは、次のとおりです。

  • 3・4号艇の平均スタートタイミングが速い
  • 展示で直線の伸びが良く見える
  • 内側の艇と比較してモーターの気配が良い
  • 攻める艇の外側にも、展開を突けそうな選手がいる

例えば、③の伸び足が良く、④や⑤にも十分な足があるレース。

③が内側の艇をまくり、④や⑤がその動きに続くと予想するなら、3連単「3-45-全」という買い方につながります。

また、④が4カドから一気に攻められそうなら、「4-56-全」で外側の艇が上位に入る展開を狙う方法もあります。

「センターの選手が強そうだから、なんとなく穴を買ってみよう!」

ではなく、攻める艇と、その攻めによって有利になる艇をセットで考える方法です。

ただし、展示タイムが良いからといって、必ずスタートや1マークで優位に立てるわけではありません。

選手のスタート傾向や内側の艇の気配も合わせて確認しましょう。

3・4号艇の攻めが決まりそうなレースでは、その外側の艇にも注目する。

センター攻めから穴を狙う際に、覚えておきたい考え方です。

③ 進入が乱れて人気艇の展開が崩れそうなレース

競艇の予想で見落としたくないのが、進入隊形です。

普段は1号艇が1コース、2号艇が2コースという枠なり進入を想定することが多いですよね。

ところが、前付けを狙う選手がいたり、進入争いが起きたりすると、想定していたコース取りが変わることがあります。

進入が変われば、スタートの条件や1マークでの攻め方も変わるため、人気艇が予想どおりに走れない可能性が出てきます。

特に注目したいのは、次のようなレースです。

  • 外枠に前付けを狙う傾向のある選手がいる
  • 展示で枠なりとは異なる進入が見られた
  • 進入争いによって内側の艇の助走距離が短くなりそう
  • 進入変更によってダッシュ勢が攻めやすくなりそう

例えば、外枠の選手が内側へ前付けし、イン側の艇が深い位置からスタートする展開。

内側の艇が十分な助走を取れなければ、ダッシュ勢がスタートで優位に立つ可能性があります。

そうなれば、普段はイン逃げを中心に考えるレースでも、センターや外側の艇を1着に置く予想が候補になります。

ただし、進入が乱れたからといって、必ず外側の艇が有利になるわけではありません。

前付けした選手がそのまま好位置を確保することもあれば、進入が変わっても内側の艇が逃げ切ることもあります。

また、進入変更によって艇番とコース番号が一致しなくなる点にも注意が必要です。

例えば、4号艇が4コース以外からスタートするなら、先ほど紹介した「4カド攻め」の前提も変わってきます。

「進入が荒れそうだから穴だ!」と決めつけるのではなく、実際にどの艇がどのコースからスタートするのかを確認しましょう。

進入が変わったときは、艇番ではなく実際のコース取りを基準に展開を組み立て直す。

これが、進入の変化を穴予想に活かすポイントです。

④ 風・波・潮の影響で普段と違う展開になりそうなレース

最後に確認したいのが、水面状況です。

「選手もモーターも調べたのに、なんでこんな結果になったんだ?」

そんなレースでは、風や波などの影響が関係していることもあります。

競艇は屋外の水面で行われるため、同じ競艇場でも天候や水面状況によって走りやすさが変わります。

特に海水面や汽水面の競艇場では、潮の満ち引きも予想材料のひとつです。

穴狙いでチェックしたいのは、次の4項目です。

水面状況 確認したいポイント
向かい風 スタートや1マークへの進入にどのような影響があるか
追い風 ターン時に艇が流れやすい状況になっていないか
波・うねり ターンが乱れやすく、選手の技量差が出る状況か
潮位・潮流 満潮・干潮や潮の流れがレースに影響する水面か

例えば、風が強く、1マークでターンが流れやすい状況なら、普段は堅いイン逃げにも不安が生まれる可能性があります。

また、波が高いレースでは、モーターの足だけでなく、荒れた水面への対応力も重要になります。

こうした状況で人気艇が苦戦しそうなら、別の艇が上位に入る展開を考える余地があります。

ただし、ここで気をつけたいのが、風が強いから穴が出る、潮が動くから万舟券になる、という単純な話ではないことです。

風向きによる有利・不利は競艇場の水面特性や風速によっても変わりますし、潮の影響が小さい競艇場もあります。

そのため、天候だけで穴を狙うのではなく、展示での艇の動きや選手の水面適性も合わせて確認することが大切です。

普段と違う水面状況で、どの艇が苦戦し、どの艇が力を発揮できそうかを考える。

この視点があれば、風や波、潮も穴予想の判断材料になります。

ここまで、穴が出やすいレースを見極める4つのポイントを紹介しました。

1号艇の不安材料やセンター勢の気配、進入の変化、水面状況など、穴を狙うための判断材料はさまざまです。

ただし、重要なのは、条件がいくつ当てはまるかではなく、その条件によってレース展開がどう変わるかを考えることです。

人気艇が崩れる理由と、代わりに浮上する艇を見つけられれば、根拠のある穴予想を組み立てやすくなるでしょう。

競艇の穴狙いで負けやすい人の買い方3選

穴が出そうなレースを見つけても、買い方を間違えると、なかなか結果にはつながりません。

特に穴狙いを始めたばかりの方は、「高配当を当てたい!」という気持ちが先走りがちです。

その結果、予想していた展開とは関係のない舟券まで買ってしまうこともあります。

競艇の穴狙いで大切なのは、高配当の舟券を探すことではなく、高配当になりそうな展開を予想して買い目を組み立てることです。

ここでは、穴狙いで避けたい3つの買い方を紹介します。

負けやすい買い方 問題点 改善方法
高配当だけで人気薄を買う 展開の根拠がない 人気艇が崩れる理由を考える
買い目を広げすぎる 予想と関係の薄い舟券が増える 狙う展開に合わせて絞る
万舟券だけを狙う 中穴を狙える機会を逃す 配当帯にこだわらず展開で選ぶ

ひとつでも心当たりがある方は、普段の買い方を振り返ってみてください。

① 高配当という理由だけで人気薄の艇を買う

「この組み合わせ、めちゃくちゃ配当が高い!当たったら最高やん!」

穴狙いをしていると、ついそんな舟券に目がいきますよね(笑)。

ただし、配当が高いという理由だけで買っても、穴予想が上手くなるわけではありません。

例えば、6号艇が1着になる舟券。

人気が集まりにくい組み合わせもありますが、だからといって⑥が勝つ理由を説明できなければ、単なる当てずっぽうになってしまいます。

本来は、次のような順番で考える必要があります。

  1. 人気を集めている艇に不安材料がないか確認する
  2. その弱点を突いて攻められる艇を探す
  3. 攻めが決まったときの2・3着まで予想する
  4. 最後に、その展開に合う買い目を選ぶ

例えば、④の伸び足が良く、内側の艇がスタートで遅れそうなレースなら、④のまくりを考える理由があります。

そこから⑤や⑥が続くと予想できれば、先ほど紹介した「4-56-全」のような買い方につながります。

反対に、⑥の1着に根拠がないのに「配当が高いから」という理由だけで買うのは避けたいところです。

高配当だから買うのではなく、その決着になる理由があるから買う。

この順番を意識するだけでも、穴狙いの考え方は変わってきます。

② 穴を拾おうとして買い目を広げすぎる

「③が勝ちそうだけど、④も⑤も気になる。いや、⑥が絡んだらもっとおいしいかも……」

こんなふうに考えているうちに、買い目がどんどん増えてしまった経験はありませんか?

穴狙いでは、人気薄の艇まで舟券に組み込むため、つい買い目を広げたくなります。

しかし、買い目を増やせば的中する可能性のある組み合わせは増えますが、その分だけ予想の根拠が薄い舟券まで買いやすくなります。

例えば、③のまくりが決まり、④か⑤が2着に入ると予想したレース。

この場合、3連単「3-45-全」の8点買いが候補になります。

ただ、展示や選手の特徴を確認した結果、⑥が3着に入る展開は考えにくいと判断できるなら、無理に含める必要はありません。

買い目を絞る際は、次の3つを意識しましょう。

  • 1着に固定する艇の勝ち方を説明できるか
  • 2着に置いた艇が、その展開で上位に入れるか
  • 3着候補に入れた艇にも、舟券に絡む理由があるか

もちろん、3着が読み切れないレースでは総流しが有効な選択肢になることもあります。

問題なのは、「よく分からないから、とりあえず全部買う」という考え方です。

予想の根拠がある8点買いと、何となく広げた8点買いでは、買い目の意味が違います。

穴を取りこぼしたくない気持ちよりも、予想した展開に合っているかを優先する。

買い目を広げる前に、一度確認しておきたいポイントです。

③ 万舟券にこだわりすぎて中穴を見逃す

「穴を狙うなら、やっぱり万舟券でしょ!」

そう考える方も多いと思います。

確かに、万舟券を的中させたときの喜びは大きいですし、一発で高配当を手にできるのは魅力ですよね。

ただ、穴狙いを万舟券だけに限定すると、狙える展開まで自分から捨ててしまうことがあります。

例えば、①のイン逃げに不安があり、②の差し切りが決まりそうなレース。

そこで「2-1-34」のような買い方を考えたとしても、必ず万舟券になるとは限りません。

しかし、万舟券にならないからといって、その予想に価値がないわけではありません。

逆に、万舟券を狙いたいという理由だけで、根拠の薄い⑤や⑥を1着に固定するのは本末転倒です。

ここで覚えておきたいのが、穴狙いには中穴を狙う方法も、大穴を狙う方法もあるということ。

狙い方 買い目の例 考え方
中穴を狙う 2-1-34 人気艇を残しながら1着を変える
ヒモ荒れを狙う 1-34-56 イン逃げを軸に2・3着で穴を狙う
大穴を狙う 4-56-全 センターからの攻めで人気艇が崩れる展開を狙う

例えば、イン逃げが堅いレースなら、無理に1号艇を外さずヒモ荒れを狙う。

反対に、センター勢の攻めが決まりそうなら、1号艇を1着から外して高配当を狙う。

このように、レースごとの展開に合わせて買い方を変えることが大切です。

「今日は万舟券を当てるぞ!」という気持ちも分かりますが、毎回その目標に合わせて予想を組み立てる必要はありません。

万舟券を狙うために展開を考えるのではなく、予想した展開に合った舟券を買う。

中穴も選択肢に入れておけば、穴狙いの幅はさらに広がります。

ここまで紹介した3つの失敗に共通しているのは、予想した展開よりも「高配当を当てたい」という気持ちが先行していることです。

もちろん、穴狙いをする以上、高配当を期待するのは当然でしょう。

ただし、穴狙いで大切なのは、配当の大きさに振り回されず、根拠のある買い目を選ぶことです。

中穴でも万舟券でも、まずは展開を予想し、その予想に合った舟券を買う。

この基本を忘れずに、穴狙いに挑戦してみてください。

競艇の穴狙いが難しいなら予想サイトを参考にする方法もある

ここまで穴狙いの買い方やレースの見極め方を紹介してきましたが、実際に自分で予想を組み立てるとなると、なかなか大変ですよね。

特に穴狙いでは、人気艇が崩れる理由だけでなく、その展開でどの艇が上位に入るのかまで考える必要があります。

「イン逃げ以外の展開が読めない」「穴を狙いたいけど、どの艇を買えばいいのか分からない」

そんな方は、競艇予想サイトの無料予想を、自分の買い目を考えるための参考材料にする方法もあります。

万舟倶楽部では、インターネット上で無料公開されているさまざまな競艇予想を集計しています。

調査対象は以下の5種類です。

  1. 予想AI
  2. コンピューター予想
  3. YouTuber
  4. 予想屋
  5. 競艇予想サイト

今回はその中から、継続的な検証成績や直近の結果をもとに、穴狙いの参考としてチェックしておきたい3サイトを紹介します。

注目したいのは、単に的中しているかどうかではありません。

1号艇以外をどう評価しているのか、どんな組み合わせで高配当を狙っているのかという買い目の組み立て方も参考になります。

それでは、3サイトの比較結果を見てみましょう。

サイト名 穴狙いで注目したい強み 成績
的中率
利益
平均利益
回収率
投資
平均投資
払戻
平均払戻
最高払戻
競艇
プロフェッショナル
1号艇以外の
選定が秀逸
34戦14勝20敗
41.2%
+120,550円
+3,546円
123.6%
510,000円
15,000円
630,550円
18,546円
87,500円
えーあい
ボート
無料予想の
提供数が豊富
19戦14勝2敗
3トリガミ
89.4%
+355,900円
+18,731円
412.2%
114,000円
6,000円
469,900円
24,731円
68,300円
競艇
ブルドッグ
5万円超えの
払戻実績に注目
21戦13勝8敗
61.9%
+365,650円
+17,412円
274.1%
210,000円
10,000円
575,650円
27,412円
76,650円

※サイト名をタップすると、万舟倶楽部の各検証記事へ移動します。

※掲載成績は集計対象期間の検証結果であり、今後の的中や利益を保証するものではありません。

今回紹介した3サイトは、それぞれ異なる強みを持っています。

1号艇以外の選定に注目するなら競艇プロフェッショナル、豊富な無料予想を比較するならえーあいボート、高額払戻の実績を参考にするなら競艇ブルドッグがおすすめです。

いずれも無料予想を確認できるので、まずは自分の買い目と比較してみましょう。

特に穴狙いでは、どの艇を1着に選び、2・3着をどう組み合わせているかに注目するのがポイントです。

自分では思いつかなかった展開や買い方を見つけるための参考にしてみてください。

競艇の穴狙いに関するよくある質問

最後に、競艇の穴狙いについてよくある4つの質問に回答します。

競艇の穴狙いは何号艇から買えばいい?

穴狙いだからといって、必ずしも外枠の艇から買う必要はありません。

例えば、2号艇の差し切りを狙う「2-1-34」や、1号艇を軸にヒモ荒れを狙う「1-34-56」も穴狙いの選択肢です。

艇番だけで判断せず、レース展開に合わせて1着候補を選びましょう。

穴狙いなら3連単と2連単のどちらがおすすめ?

高配当を狙うなら3連単、まずは1・2着の予想に集中したいなら2連単がおすすめです。

3連単は着順を3着まで当てる必要がありますが、組み合わせによっては大きな配当を期待できます。

一方、2連単は1・2着を当てる券種なので、3着まで読み切れない場合の選択肢になります。

競艇で万舟券が出やすい買い方はある?

万舟券を狙うなら、人気を集めやすい1号艇が敗れる展開や、人気薄の艇が2・3着に絡む組み合わせが候補になります。

例えば、3連単「3-45-全」や「4-56-全」は、センター勢の攻めから高配当を狙う買い方です。

ただし、特定の買い方なら万舟券が出やすいと一概にはいえません。

実際のオッズとレース展開を確認することが大切です。

穴狙いは何点買いがいい?

決まった正解はありませんが、まずは予想した展開に合わせて2〜8点程度を目安に考えるとよいでしょう。

例えば、「2-1-34」なら2点、「1-34-56」なら4点、「3-45-全」なら8点です。

無理に点数を増やすのではなく、それぞれの買い目に根拠があるかを優先しましょう。

まとめ|競艇の穴狙いは中穴から万舟券まで展開に合わせて買おう

競艇の穴狙いでは、人気薄の艇を闇雲に買うのではなく、レース展開に合わせて買い目を組み立てることが重要です。

今回紹介したおすすめの買い方5選を振り返ってみましょう。

買い方 狙う展開
2-1-34 2号艇の差し切り
1-34-56 イン逃げからのヒモ荒れ
3-1-245 3号艇のまくり差し
3-45-全 3号艇のセンター攻め
4-56-全 4カドからの一撃

どの買い方にも向いているレースがあるため、1号艇の信頼度やセンター勢の気配、進入、水面状況を確認して使い分けましょう。

また、穴狙いは万舟券だけが正解ではありません。

イン逃げを残した中穴狙いも、センター攻めからの大穴狙いも、展開に根拠があれば選択肢になります。

大切なのは、配当の高さに振り回されず、自分が予想した展開に合った舟券を選ぶことです。

まずは狙いやすい買い方から試しながら、少しずつ穴予想の引き出しを増やしていきましょう。

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